飲酒と筋力トレーニング

ビールで乾杯

みなさんお酒は好きですか?お酒を飲むと気持ちよくなってあんべよくなりますよね?
しかし、筋力トレーニングやダイエットにお酒は良くないと言われています。
そこで今回は、お酒(アルコール)が身体に与える影響と、お酒との付き合い方についてご紹介します。

目次

アルコールを飲むとどうなる?

アルコールを飲むと身体の中ではどのような反応が起きているのでしょうか?簡単に説明していきます。

体脂肪を蓄積しやすくする

肝臓のイラスト

アルコールは身体にとって有毒なので、肝臓はアルコールを代謝しようと優先的に働きます。そのためアルコールを代謝している間は糖質、脂質、タンパク質の代謝が低下し、飲酒時に食べているものを上手く代謝できず体脂肪に蓄積しやすくなります

アルコールは筋肉の敵

バーベルでトレーニングをする男性

アルコールを飲みすぎるとストレスホルモンが出て筋肉の分解を進行させます。また、筋肉の成長に関わるテストステロン(男性ホルモン)の分泌を抑制すると言われています。
このことから筋トレをした日に飲酒すると、トレーニングの効果を最大限得ることが難しくなるので、なるべく飲酒は筋トレをしない日にするのがいいでしょう。

普段より食べてしまう

アルコールには食欲を増進させる作用があるので、飲み会ではついつい食べ過ぎてしまいがちです。楽しいのはわかりますが頻度を抑えるなどして肥満の予防をしたいですね。

アルコールとの付き合い方

お酒のアルコールは身体によくないとわかりつつもやはり美味しいですし。お酒を楽しむ時間は人生を豊かにしてくれると思います。そこで、お酒を楽しむ際に気を付けることでトレーニングやダイエットに影響を及ぼさないコツをいくつか紹介します。

高タンパクのおつまみを選ぶ

おすすめの高たんぱくおつまみ

タンパク質がたくさん含まれたおつまみを選びましょう。なるべく脂質が低いものを選ぶとなおよしです。
焼き鳥(皮はNG)やお刺身など上の写真のようなおつまみが一例です。
タンパク質が摂れるからといって鶏のから揚げに手を伸ばすのは避けたいですね。
タンパク質を摂る理由は以下のとおりです。

  • アルコールで筋肉の分解が進みやすくなるので、タンパク質をしっかり摂って分解を抑える
  • タンパク質はアルコールの代謝を行う肝臓で使われる
  • タンパク質をとると食欲を抑える作用

このブログをここまで読んでくれる優しいあなたはグループでお酒を飲む場でおつまみを選ぶときは「周りに合わせないと、、、」と遠慮してしまうかもしれませんが、勇気を出して高たんぱくのおつまみを選びましょう。一緒に飲んでいる人のためにもなります!

とりあえずハイボール

ハイボールとビール

とりあえずビールはやめてとりあえずハイボールにしましょう。なるべく蒸留酒を選ぼうということですね。
醸造酒に比べて蒸留酒はカロリーが低いので飲み会の場でのカロリーの摂り過ぎを防ぐことにつながります。
蒸留酒(飲み会で選びたい)の例は

  • ウイスキー(炭酸で割るとハイボール)
  • 焼酎
  • 泡盛

醸造酒(飲み会で避けたい)の例は

  • ビール
  • 日本酒
  • ワイン

などです。

また、梅酒、アップルワインなどの果実酒も糖質が多くカロリーが高くなりがちなので気をつけましょう。

まとめ

飲み会が多いと筋トレやダイエットの成果を出すのは難しくなります。ただ筋トレやダイエットに縛られた生活をあんべいいとは思わないので、飲み会も筋トレ・ダイエットも楽しめるようにバランスよく生活に取り入れていきたいですね!

参考 筋肉をつくる食事・栄養パーフェクト事典(ナツメ社)

▼揚げ物を食べるときやランチタイムなどの外食のコツもこちらの記事で確認できます

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